こんにちは、在宅ワーカー主婦のgyaoです。
実は便利な機能が多数のWeb会議システム、Zoom(ズーム)。
その中でも、録画機能を使ったことはありますか?
とても便利な機能ですが、事前に設定をしておかないと希望通りの形で録画されていない場合もチラホラ。
勤務先でZoom担当をしている私が、パターン別の録画方法を解説いたします。
Zoomでミーティングを録画する方法
Zoomでは、会議を録画できます。録画先はプランによって異なり、録画を始める方法も2つの方法があります。
プラン別にローカル記録・クラウド記録が使える
無料プランではローカル記録 (パソコン上に録画)のみ、有料プランではローカル記録に加えてクラウド記録も選べます。
プロ・ビジネスプランのクラウド記録の容量は1GBで、2時間くらいのミーティングをするとすぐいっぱいになってしまいます。追加料金でクラウド録画容量を購入することは可能です。ちなみに、最上位の企業プランはもともとクラウド容量が無制限です。
ただ今のところ私はプロプランで5〜6時間のミーティングを録画しても、途中で録画できなくなるということはなかったです。「クラウド容量がいっぱいです」とメールが来るので、速やかにゴミ箱に移せばOK。ちなみにゴミ箱の録画は30日間は復活可能です。
録画を始められるのはホスト・共同ホストのみ
録画を始められるのは基本的にホストまたは共同ホストのみです。
参加者がミーティングを録画したい時は、ホストが参加者に許可を与えることで可能になります。
録画を始める方法は2通り
録画はを始める方法は2通りあります。
- ミーティング中に好きな時から録画
- ミーティング予約時に事前に録画を予約
1.の方法はミーティング中に下部メニューにある「レコーディング」を押すだけです。
2.の方法は、ミーティング予約時に「ミーティングを自動記録」にチェックを入れます。または、今後すべてのミーティングを自動的に録画したい場合は設定→記録→自動記録をオンにしておくことでデフォルト設定にできます。
2を選んだ場合も、途中で録画を止めたり再会することはもちろん可能です。
スマホから録画する方法
また、スマホからはクラウドレコーディングのみ利用することができます。スマホから録画したい場合は有料プランへの加入が必要です。
Zoomの録画の使い道
Zoomの録画はどんな使い道があるのでしょうか?
- 議事録作成のために聞き逃した部分を確認
- ミーティング欠席者に配布
- セミナーを復習用として参加者に配布し満足度アップ
- セミナーをYouTubeにアップしたり加工してコンテンツ化
会議参加者の中にも、議題について熟知している人とそうでない人がいるでしょう。特に若い人などは会議中に自分の質問に時間が取られすぎると申し訳ない、と思うことも多いので、事後に誰にも迷惑をかけず録画で復習できるのはありがたいのではないでしょうか。
さらに、当日不参加者に対しても動画でミーティングの様子を配布することで、誰かに内容を確認するという非効率がなくなります。
また、zoomの録画がもっとも有効なのはセミナーだと思います。
参加者に事後に配布することで参加者は内容の復習や聞き取れなかった部分、理解度の低かった部分を確認することができます。
参加者も主催者に質問をする必要がなくなりますし、主催者からしても質問にとられる時間を減らすことができます。
さらに参加者の同意が得られていれば、または参加者の顔を映さない設定にすることでセミナーをコンテンツ化することも可能です。
YouTubeなどの動画配信サービスにアップしたり、加工して有料動画として販売することもできます。
Zoomの録画の設定方法・注意点
Zoomミーティングの録画をする場合、必ず事前に設定を確認しておくべきです。
なぜなら設定によって録画の映り方が違ってくるからです。たとえば参加者の顔が映っちゃいいけないのに映ってしまい、後から編集が必要になったら一手間かかってしまいます。
ちなみに録画の設定が細かく変更できるのはZoomの有料版のプランのみです。
Zoomの録画について確認しておくべき点は以下の点です。
- 画面共有していない時、誰の顔を写すか
- 画面共有している時、誰の顔を写すか
それぞれの設定方法について見ていきます。
画面共有していない時、誰の顔を写すか
ミーティングではプレゼン資料などを画面共有しながら話すことが多いと思いますが、最初の挨拶や質疑応答などは全員の顔を見ながら話すことも多いと思います。
基本的には、録画を開始するホストの画面が「ギャラリービュー」(参加者全員の顔が見える)の場合はギャラリービューで録画され、「スピーカービュー」の場合はスピーカービューで録画されます。
しかし、録画開始時点で1人しか顔出ししていないなどの場合で、ギャラリービューでミーティングを進めているにも関わらずギャラリービューで録画されてしまうことも。
特に自動録画 (ミーティングの最初から録画)設定にしている場合は、うまくギャラリービューで録画できない場合があるので注意が必要です。大事なミーティングを録画する前には、一度テストしてみることをオススメします。
画面共有していない時の人の顔の写し方には次の3通りがあります。
- スピーカービュー : 声や音を発した人だけが表示される
- ギャラリービュー : 誰が話しているかに関係なく全員が表示される
- スポットライトビデオ : 講師以外の顔を映したくない場合など、映る人を固定する
スピーカービューとギャラリービューは、ミーティング中の画面右上の「スピーカービュー」または「ギャラリービュー」から切り替えられます。
スポットライトビデオは、固定したい人の画像の右上の…から「スポットライトビデオ」を選びます。この設定はホストのみが行え、他の参加者の画面にも反映されます。
画面共有している時、誰の顔を写すか
PowerPointなどを共有しながら話す時、人の顔を録画するか録画しないかを設定することができます。
この設定はミーティングが始まる前に、マイアカウントの設定より行います。
共有中に人の顔(スピーカー)を映したい場合は設定→記録→クラウド記録→共有画面でのギャラリービューの録画にチェックを入れます。
Zoom録画はあなたの財産になるかもしれない
Zoomでセミナーなどを行なっている場合、録画はあなたの財産になるかもしれません。
参加者へ配布するだけでなく、自らの研鑽のためにも非常に優れたツールといえるでしょう。
編集加工することでさらに動画コンテンツとしての利用も可能で、使い方しだいで優れた宝となるかもしれません。
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