こんにちは、在宅ワーカーのgyaoです。
最近は、自宅からZoomでWebセミナーを受講される方も増えています。
交通費や時間をかけて会場に行き、いざという時のために早めに会場に入り、昼食を購入したり外食し‥という部分がカットできるので、とても効率的ですよね。
主催者側も会場費やテキスト代が削減できるため、セミナーを割引価格で提供していたり、一部無料で公開している会社も。
そんな今後ますます充実が予想されるWebセミナー (ウェビナー)、実はZoomでもウェビナー専用機能がリリースされているのをご存知でしょうか?
本日はZoomのウェビナー機能と、通常のミーティング機能について比較してみたいと思います。
ウェビナーって何?
ウェビナーという言葉を最近聞くようになった、という方も多いのではないでしょうか。
ウェビナーとは、Web (ウェブ) + セミナーの略で、オンライン上で受講できるセミナーのことです。
ウェビナーのメリットとしては下記のような点が挙げられます。
- 交通費や移動時間の削減
- 離れた場所で開催されるセミナーも、日本中どこからでも参加できる
- 録画や後からセミナー動画が配布される場合、途中で止めたり見返したりできる
移動時間の削減により、今まで時間がないと諦めていたセミナーに隙間時間で参加することも可能になります。
Zoomのウェビナーを使うにはどうしたらいい?
Zoomのミーティングは参加したり開催したことがあるけど、ウェビナーは参加したことがない‥という場合は多いと思います。
なぜならZoomミーティングには無料プランがありますが、Zoomのウェビナーには無料プランがないからです。
さらに、ZoomのウェビナーはZoomミーティング有料プランの追加機能のような位置づけで、Zoomウェビナー単体では購入できません。
ウェビナーはいくらで購入できるのでしょうか。
- ミーティング(プロプラン) :2,000円/月
- ウェビナー: 5,400円/月
合計で、月額7,400円から始められます。ちなみに年払いにすると割引価格で月額6,159円になります。(プロ1,675円、ウェビナー4,484円)
ちなみに1番安い5,400円のウェビナープランの場合、参加者は100名までです。500名、1000名、3000円、5000名、10000名と追加料金で増やすことができます。
(ちなみに10000名のウェビナープランは872,300円/月‥!)
Zoomウェビナーのミーティングとの違い
Zoomウェビナーは、通常のミーティングと比較してどんな機能があるのでしょうか?
ホスト、パネリスト、視聴者が存在する
Zoomのミーティングは、ホストと参加者のみの2種類の区分けしかありませんが、ウェビナーではホスト・パネリスト・視聴者の3種類の区分けが存在します。
ミーティングでは参加者同士でお互いの顔を見るとことができますが、ウェビナーの視聴者は他の視聴者の顔を見ることができません (ホストやパネリストしか見えません)。
確かにリアル空間でセミナーを受講する時も、視界に入っているのは講演を行なっている人や司会者だけですよね。それを再現したつくりとも言えます。
ちなみにパネリストというのは、ホストから許可を得てビデオやマイクが使える人です。ワイドショーでいうとコメンテーター的な立ち位置でしょうか。
視聴者は基本的に視聴専用
ウェビナーの視聴者は基本的に視聴専用のつくりなので、講義を視聴することに集中することができます。(ホストが視聴者をパネリストに変更した場合を除く)
視聴者はカメラやマイクがオフで、自分の顔や部屋の背景、騒音などを気にしなくて良くなります。ホスト側からも、視聴者のマイクをいちいいオフにする手間が省けます。
ミーティングでは参加者は「参加者一覧」を見ることができますが、ウェビナーでは視聴者は他にどんな視聴者が参加している見ることができないため、匿名性が高いです。
ホストやパネリストのみが、視聴者一覧を見ることができます。
10,000人まで参加者を増やせる
Zoomミーティングの場合、最大参加人数は500人です。いっぽうウェビナーの場合、10,000人まで参加者を増やすことができます。
もちろん参加者数の上限を増やすにはそれなりの追加料金が必要ですが、既に多数の会員を抱えていたり、大規模なイベントをオンライン開催する場合500人では少ない場合も予想されます。
ホスト側からするとウェビナーの場合は視聴者管理も楽なので、大人数の参加者への対応もしやすいといえます。
Q&A機能が使える
セミナーといえば、最後に質疑応答ができることが当たり前ですよね。
ウェビナーでも、Q&A機能が使えます。
ミーティングの場合もチャットで質問を入力することができますが、チャットは質問専用のツールではないため、ウェビナーのQ&A機能に比べると使い勝手が劣ります。
具体的にはウェビナー中のQ&Aボタンから、未回答の質問、回答済みの質問、却下した質問などが一覧で分かるようになっています。
また質問の仕方に関しても、匿名での質問を許可する、他の視聴者からのコメントを許可するなど細かく設定を行うことができます。
申込フォーム機能がある
Zoomミーティングでセミナーを行なっている方の中には、メールやGoogleフォームで事前に申込を募っている方も多いのではないでしょうか?
ウェビナーの場合は、申込フォーム機能も兼ね備えています。
予約したウェビナーのURLをクリックすると、名前やメールアドレスなどを入力する専用フォームに飛びます。Zoom内でお申し込み管理まで完結するのは便利ですよね。
ウェビナーはリアルセミナーにより近い形式
以上、Zoomのウェビナーとミーティングの違いについてお伝えいたしました。
ウェビナーは参加者がより気軽に参加しやすくなっていると思います。個人的には、スッピンでも部屋が片付いてなくても気にしなくてもいいところが良いなと思います(笑)
ホストからすると相手の反応が見えないことで緊張感は増しますが、管理はしやすくなります。
今後Webセミナーの拡大を検討している方には一考の価値ありな機能です。
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