【心得】新入社員に求められていること。先輩への態度や接し方。

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こんにちは、元食品メーカー社員のgyaoです。

新入社員の皆さま、

「先輩への接し方上手くできるかな‥?」

「目上の人と接した経験があまりないから不安‥。」

と不安な気持ちを抱えていませんか?

私はもともとポンコツ新入社員でした(笑)

今思えば私の態度が生意気だったのでしょうが、挨拶をしても返してくれない先輩がいたり、

空気を読めない偉そうな発言をして場をシーンとさせたことも‥。

その時は「先輩なのにみんな冷たいなぁ」なんて思っていました。

でも不思議なもので自分が先輩になった途端、急にその時の先輩の気持ちが分かりました。

新入社員のアラがまぁ目につくこと‥。

ということで、新入社員は新入社員の経験が初めてなので先輩への接し方は分からなくて当然です。

たぶんほぼ100%失敗はすると思います。

でもその不安を少しでも減らしたいなという方はこのページを読んでください。

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新入社員がやりがちなミス

まずは新入社員がやりがちなミスを見てみましょう。

客観的に見ると「そんなことしないだろ」って事もありますが、いざ先輩を目の前にすると意外とやりがちなミスです。

自分の話ばかりする

新入社員はよくお客さんのように扱われがちです。

自分はどこの大学です、何を勉強してました、どこ出身です、何部でした。

というような話を沢山の人に求められると思います。そこで分かりやすく自分の話をすることは必要です。

ただ、会話がずっと自分の話で終わってしまうとどうでしょう?

◯◯大学で◯◯の勉強をしていました。◯◯部に所属していました。

へー、◯◯大学の◯◯部っていったら有名だよね。

そうなんですよ、実は◯◯の大会にも出場したことがあって‥

先輩も人間ですから、人の話を聞くだけより自分に質問してもらったほうが会話が楽しいです。

また、その会話によって自分のことは知ってもらえたけど、先輩のことは分からないままです。

先輩は何部だったんですか?

「自分はお客さんだから聞いてもらって当然」

というよりも、

「自分のことを知ろうとしてくれてる!ありがたい。先輩のことも質問しよう」

の方が早く部署に馴染めると思います。

自分の無力さを自覚していない

ほとんどの場合、新入社員はいきなり戦力になりません。

特殊な技術を持っている新入社員など、技術的には先輩と同等や先輩より優れているなどという人もいるかもしれません。

でもその「部署のルール」に関しては新人です。

教えてもらわないと仕事は進みません。

私は技術もなにもないただの新入社員でしたが、「使えないヤツ」と思われるのが怖くて教えられたことをすぐ理解したフリをしたことがあります。

本当は全然わかってないのに(笑)

今考えれば分かります。

「私はこんなことができるよ」とできることをアピールするよりも、

「私はここが分かりません。教えてください!」という新入社員の方が素直でかわいいということを‥。

教えてくれることに感謝した態度を忘れる

文字で書けば普通のことです。

「教えられたことに感謝する」

きっと自分はできる、と思うことも多いでしょう。

でも実はこれがおろそかになる事があるのです‥。

新入社員は毎日教えられることばかりです。

教えられることに慣れてきます。

慣れすぎて「先輩が自分のために時間を割いてくれているのは当たり前」な状況になりがちです。

もちろん会社的には先輩が新人に仕事を教えるのは当たり前で、将来的にはその先輩のためや会社になることです。

でも教えるのが人間であるため、先輩にも「自分の時間を割いて教えてあげた」という感情がちょっとあります。

そのプチモヤっとした感情を消してくれるのが「ありがとうございます」の言葉です。

思ってなくても言いましょう(笑)

私もせっかく新しい機械の教えてくれようとした先輩に「これ使ったことあります」と生意気に言っちゃってキレられたことがあります(笑)

新入社員に求められていること

よく会社の社長が祝辞などで、「新入社員に求めていること」などという話をすることがあります。

それは大事なのですが、もう少し実務的な面で新入社員に求められていることがあります。

失敗すること

なるべくなら失敗はしたくないですが、残念ながら新入社員は失敗することを求められています。

正確にいうと、「失敗するほど意欲を持って仕事に取り組むこと」が求められています。

きっと会社に入って、失敗したことがない新入社員っていないと思います。

大なり小なり必ず失敗します。

失敗は先輩や会社に迷惑をかけたりしますが、いい面があります。

それは「失敗しないように次から気をつけて対策すること」です。

見積もりを書き間違えてお客さんに提出してしう失敗をしたとします。お客さんに謝ったり、場合によっては売上に影響してしまったりします。

本当なら謝ったり売上が下がったりなんてことはなかったはずなのに、自分が失敗したせいで仕事が増えます。

あ、ここ失敗したら面倒くさいって分かると人は気を付けます。

大なり小なりこのサイクルを繰り返して人は仕事を覚えていきます。

自分から失敗しにいく必要はありませんが、失敗を恐れて自発的な行動が少なくなることを先輩は求めていません。

そして実は、失敗した新入社員を慰めたり一緒に対策を考えることが先輩は好きだったりします(笑)

新入社員の人間らしさを感じる機会だったりします。

ただし失敗したら素直に謝り、一緒に解決してくれた人にお礼を言いましょう。

相談すること

新入社員が少し仕事を覚えてくると発生しがちなのが、「相談しないで行動してしまうこと」です。

「もう自分ひとりでできる!」

「先輩に毎回時間をとってもらうのは悪いし面倒だし、自分でやっちゃおう!」

というのはよくあることです。

相談はしすぎるくらいが良いと先輩は思っています。

「そんなに相談しなくていいよ」と言われるまで相談しましょう。

相談のメリットは、新入社員の仕事の進捗を先輩が把握できることに加えて、

先輩と新人とのコミニュケーションがとれることです。

私も仕事を覚えてきて自分1人で参加するプロジェクトが増えてきた時、

「最近新入社員が何をしてるかよく分からない」

と同じ部署の先輩を不安にさせてしまったことがあります。

新入社員がもし失敗したら先輩も監督責任を感じます。なので先輩に直接関係ないことでも報告するといいですよ。

自分が今何をしているかまわりの人に把握してもらうため、相談してアピールしましょう。

敬意を持つこと

新入社員も先輩も同じ人間です。

敬語はまぁ必要だとして、対等な立場で意見することは問題ないはずです。

でも、なぜか叩かれる新入社員がいます。

それは「相手に対する敬意が欠如している場合」。

先輩がこの会社で積み上げてきた経験や仕事は、その人の財産です。

どんなに仕事がイマイチの先輩でも、新入社員よりも長く会社で頑張ってきた歴史と自負があります。

たとえ先輩のやり方が間違えていると思っても、先輩自体を否定してはいけません。

自分の友達が3年かけてマラソン大会のために準備してきたのにいい結果が残せなかった時「え、その3年意味あったの?」と言ってしまうのは相手への敬意を欠いていますよね。

先輩も新入社員も人間です。

たとえ嫌いな先輩や、理不尽な先輩だとしても、自分が相手への敬意を忘れてしまえば相手からの敬意は一生得られることはないはずです。

新入社員が先輩といい関係を築くコツ

それでは最後に、新入社員が先輩社員といい関係を築くためのコツを紹介します。

これは自分が新入社員時代にこうすれば良かったと思ったことや、先輩社員になって新入社員に感じたことをもとに考えたことです。

自分から話しかける

新入社員時代、自分から先輩に話しかけるのってとても勇気がいりました。

みんななにか作業をしているし、邪魔だって思われないかなと‥。

でも自分が先輩になって分かりました。

だいたいの時は後輩が仕事に話しかけても全然問題ない、ということを。

明らかに話しかけてほしくない忙しい時ってだいたい見たら分かるので、そういう時を避ければOKです。

もし分からなくて忙しい時に話しかけてしまったとしても、はじめに

「今いいですか?」「いま忙しいですか?」

とつければ怒る人はいないと思います。

自分から話しかけることで積極性とやる気をアピールすることができます。

本当に、アピールしない場合って「おとなしい」とか「積極性がない」って言われちゃうんですよ、

そんなギラギラアピールするのも‥って私も初めは思っていましたが、新入社員には「察する文化」は適用されません。アピールしなければ伝わりません。

質問をする

質問することが大事ってよく言われますよね。

私の会社でも会議の時に新入社員は1人1つ質問!みたいな暗黙の了解みたいなものがありました。

でも私は新入社員の時に質問するのが怖かったです。

質問ってその人の考えている内容を公の場で発表することなので、

「こんな質問をしたら低レベルだと思われそう」

「内容が間違えていたら恥ずかしい」

と思ってしまうんですよね。

でも私が先輩になった時、新入社員に質問されて「あ、新入社員だとここは分からないんだ」と勉強になりました。

逆に言うと質問されなければ疑問に思っていることさえ気づかないのです。

一度質問すれば、これからの説明で同じような部分は詳しく説明してくれるようになりますし新入社員にとって聞きやすくなります。

あとは質問をすることで「あなたの話を私はちゃんと聞いています」という意思表示にもなります。

全員に同じように接する

厳しい先輩にも優しい先輩にも、後輩にも全員に同じように接することが大事です。

人間なので、しばらくしたら「この先輩合わない」って人がどうしても出てくると思います。

だからといって自分が合う先輩にばかり質問していては、合わない先輩とは永遠に仕事がしづらいままです。

また後輩よりも先輩や上司にだけいい顔をしたり、事務の人をないがしろにして社員にだけいい顔をしてはいけません。

人によって態度を変える人のことを、ちゃんとまわりは見ています。

新入社員に求められていることを理解すれば、会社が楽しくなる

以上、新入社員の心得をお伝えしました。

あくまで私の新入社員時代の後悔や、先輩社員時代の学びから作られた項目ですが、

何度も経験したり多くの人に当てはまる事を書いているので、参考にしていただきやすいかな?と思います。

先輩が新入社員に求めていることを理解すれば、会社はとても過ごしやすくなります。

どうか皆さまの新入社員ライフが楽しいものになることを願っております!

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