こんにちは、在宅ワーカーのgyaoです。
- リモートワークを始める前に注意点を知っておきたい。
- リモートワークをしているが、なんだか違和感を感じている。
こんな風にお考えの方も、最近増えているかもしれません。
通勤時間が不要、会議の録画ができるなどメリットが多いリモートワークですが、解決すべき課題もあります。
本日は、リモートワーク歴1年半以上の私が感じるリモートワークのデメリットを書いてみたいと思います。
テキストでのコミニュケーションが難しい
リモートワークだと、しょっちゅうメールやチャットでやり取りをする機会があります。
複数のプロジェクトに参加していたりすると、常に絶え間なく誰かとメールしている‥という状況も少なくありません。
メールだと、言った言わないがなくなる、過去の内容を遡れるなどメリットが多数なのですが、たまに困ったことも起きます。
それが、仕事の指示が正確でないと相手が誤って解釈してしまうパターン。
たとえば見積書、とひとくちに言っても複数のファイルが存在します。
話の流れで、指示で詳細は話さなくても理解してくれるだろうと思っていても、相手は違う見積書をイメージしている可能性もあります。
それはリアルで一緒に画面を見ながら指示をしていたら、解決できていたミスかもしれません。
リモートワークで相手にお願いをしたり指示を出すときは、ファイル名や更新日などを正確に伝える、指示内容を省かないで伝えることがミスの防止に繋がります。
また、指示を受ける側もこれはどうかな?と迷ったら相手が忙しそうでも確認を仰ぐことが大切です。
私は自己判断で進めてミスが発覚し、作り直したというようなことが何度もあります。
自分もミスをして落ち込みますし、会社の時間も無駄になるので、違和感があれば早めに質問するのがよいですね。
Web会議でのコミュニケーションが難しい
リモートワークでは、ZoomやSkypeなどのWeb会議システムを利用する機会も多いと思います。
複数人で打ち合わせをしたい時や、画面を共有しながら説明するのにとても便利なツールです。
離れた場所にいる人とも今すぐ打ち合わせできる便利なシステムですが、リアルの打ち合わせと違う部分もあります。
それは相手の細かな表情や仕草が読み取りにくいこと。
人は言葉からではなくむしろ、態度から50%以上の情報を受け取るとも言われています。
特にお客様とのミーティングなどではこの非言語コミュニケーションを読み取ることが重要になってくるでしょう。
また、複数人でWeb会議をしていたり、画面に資料を共有していたりすると、1人1人の映る顔はとても小さくなってしまいます。そうすると相手の表情を読み取ることが更に難しくなることもあります。
意見が発言しにくいと感じる方もいるかもしれないので、会議のリーダーが順番に意見を求めるなど工夫が必要です。
Web会議で自分の部屋の様子が見えてしまう
女性は特に、自分の部屋の中を見せたくないと感じる人が多いのではないでしょうか。
Web会議をすると、どうしても背景の様子が映り込んでしまいます。背景を変えることのできるシステムも存在しますが、みんな変えていないのに自分だけ背景を変更するのも、なんだか恥ずかしい場合もありますよね。
きれいに整った部屋ならいいのでしょうが、忙しくて片付けができていない、とかあまり知られたくない趣味やコレクションがおいてある、なんて場合もなるべく写したくないですよね。
リモートワークではプライベート空間に仕事を持ち込む形になるので、書斎がない場合はダイニングテーブルやリビングに仕事場を確保する場合も多いです。
(私はリビングのこたつで仕事してます)
生活感の出やすい場所なので、最低限見える部分だけでも片付けてからWeb会議に出席しなければいけません。
仕事をしている姿が他の人に見えない
自分が仕事をしている姿が同僚に見えません。
私がこれによって感じる弊害は、下記の2点だと思っています。
- 仕事をしているのに、相手に本当に仕事をしていたのか?と疑わせてしまう
- 報連相が漏れてしまう
たとえば依頼された仕事を始めてみたら、やり方を調べたりファイルが間違えていたりしてものすごく時間がかかったとします。
でも相手はわりとすぐ終わると思って依頼していたならば、「これくらいの時間がかかりました」と言うだけでは「本当に仕事をしていたの?」と思わせてしまいます。
一緒のオフィスで仕事をしていれば、ずっとパソコンの前に座っていたことが分かりますが、見えないのでサボっていた可能性は否定できません。
このあたりは相手との信頼関係にもよりますが、仕事に思ったより時間がかかってしまったらその理由は説明した方が良さそうです。
依頼される側からすると疑われているかも‥とか、依頼する側からしても本当に仕事してたのかな?というモヤモヤ感はなるべくなくしたいですね。
また、リモートワークは報告・連絡・相談(ほうれんそう)が少なめになりがちです。
ほうれんそうってすごく大事だと思いますが、オフィスだと雑談ついでに「そういえばあれどうなった?」的な会話もよくありますよね。
リモートワークは基本雑談はないので、ほうれんそうは常に意識して行わなければいけません。
でも業務が重なると、どうしても忘れてしまうんですよね‥。気になる方は、チェックリストを作っておくといいかもしれないです。
察するコミュニケーションが通用しない
たとえばリアルな打ち合わせで、「これできる人、やっておいてください」と希望者を募ったとしますよね。
で、担当者が今めちゃめちゃ忙しいけど「‥やります」的な感じで渋々手をあげたとしたら、後輩なんかが「◯◯さんいま◯◯のプロジェクト忙しいですもんね。私やりましょうか?」なんて助け舟を出してくれる場合もあります。
言葉のニュアンスや、まわりの仕事状況を把握しているからこそ言える「察する文化」ですね。
それがリモートワークだと、メールでの一斉送信やチャットでの会話になるので、「やります」と手をあげても言葉尻までは伝わりません。
チームで仕事をしているというより、個人個人で仕事をしている感覚を持つ方も多いかもしれません。
ただ、今後このようなテキストでのやり取りは多くなる可能性があるので、テキストから相手の気持ちまで想像できるスキルは鍛える必要があるかもしれません。
孤独を感じやすい?(人による)
リモートワークの弊害としてよく聞くのが、孤独を感じるというもの。
たしかに、普段からコミュニケーションが活発な職場にお勤めだった方からすると日々の雑談や昼食などでの会話がなくなり、仕事のみで同僚と結びついているように感じるかもしれません。
人によっては、相手の人となりや表情が分からないままだと仕事がしにくい、という方もいるかもしれません。
また、遅くまで仕事をしていても誰にも見られていない、共に頑張る仲間がいない感覚がなんとも寂しく感じられるのではないでしょうか。
実は私自身は、家で1人で仕事をしていることによる孤独はあまり感じません。
むしろ人の目を気にしすぎる性格なので、仕事のみで繋がっている在宅勤務が心地よくさえあります。
でも同僚と自由参加の雑談の時間があると、ホッと一息つけるのも事実。最近流行のオンライン飲み会などを活用してコミュニケーションをとるのもおすすめです。
運動不足になる、リフレッシュできない
やはり、通勤や移動の時間がなくなることはメリットでありデメリットです。
通勤をすることをあまり苦だと思っていなかった人にとっては、無意識に運動する機会が減ったともいえます。
また、オフィスだとランチを食べに行くのにも、お客さんと打ち合わせするのにも、全てに移動が伴います。
あとはもしかしたら、オフィスで仕事をしている時は人に見られているので家よりも背筋が伸びているという方もいるかもしれません。
リモートワークの課題は、運動不足を意識して解消する必要があるということなので、仕事のあとに散歩をしてみたり、タスクごとに椅子から立って体を動かすなど意識して過ごすことが大切です。
リモートワークならではで、合間に家事をするというのも時間を有効活躍でき、頭もリフレッシュできるのでおすすめです!
これからのスタンダード、リモートワークに適応が必要
以上、リモートワークのデメリットを7つお伝えいたしました。
デメリットとメリットは隣り合わせですが、対策次第で解決可能なものもあります。
今回の非常事態で定着し、これからは世の中の働き方の主流になるとも囁かれるリモーワーク。
早めに体験してデメリットを克服し、快適に使いこなしていきたいですね。
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