こんにちは!在宅ワーク主婦のgyaoです。
「主婦だけど、起業に興味がある」
という方は多いのではないでしょうか?
ただ、あまり詳しくないから夢物語のまま終わっている‥という方もいると思います。
私は現在在宅でパートの仕事をしていますが、パートではあるものの在宅で自分の裁量で仕事をする方法に慣れ、「起業」というものがグッと身近になりました。
本日は、主婦が起業をするメリット・デメリットをまとめてみます。
主婦が起業するメリット
主婦が起業するメリットとして考えられるのは、以下の点です。
【主婦が起業するメリット】
- 働く時間は完全に自分の裁量
- 雇用される場合と違い、仕事の成果が大きければ大きな報酬を得られる
- 夫がもし働けなくなった時や転職の際に家計の不安が少なくなる
- 「主婦」のほかに「社長」や「代表」という肩書が得られる
- 経費が使える
働く時間は完全に自分の裁量
まず、主婦にとって大きな起業のメリットとしては「時間が自由になる」ということではないでしょうか。
育児や介護・家族のための家事など、主婦は他の家族の都合に合わせて動かなければいけない場面が多いです。
しかもこれが月に数回とかの単位ではなく、ほぼ毎日誰かの予定に左右された生活を送っている主婦が多いのではないでしょうか。
主婦が起業した場合、パート先などに「子供が急に熱をだして‥」と欠勤の連絡を入れたりする必要はありません。
もちろんパートでも起業でも、仕事の期限は守らなければなりません。しかし子どもが寝た後など自分で仕事する時間を柔軟に組み替えられるのは大きなメリットではないでしょうか。
雇用される場合と違い、仕事の成果が大きければ大きな報酬を得られる
パートとして雇用される場合、多くの場合は時給制となります。
また社員や契約社員として雇用される場合も月給制が多く、自分が大きな成果をあげた場合そのまま給料が増えるという場合はそれほど多くありません。
(もちろん仕事に見合った時給のアップや、出来高制を採用している会社はありますが、それほど多くありません)
起業した場合、自分が頑張った分はそのまま売上に反映されることになります。
業績が悪ければ収入が得られないデメリットはありますが、やりがいを感じやすい働き方といえます。
夫がもし働けなくなった時や転職の際に家計の不安が少なくなる
現在、新型コロナウイルスの営業で業績が悪化し、倒産する会社が増えています。
しかしこのような事態を半年前に予測していた労働者は少ないはずです。
不景気というのは本当に突然やって来ます。
そういう意味では、雇用されている人誰しもに職を失う不安があるといってもいい時代です。
そんな中、妻が起業をしている場合を見ると少なくともリストラに合うことはありません。
起業して安定的な収入が得られるまでは時間がかかるかもしれませんが、仕事を得る方法を身に付けることでそれが大きな財産となります。
「主婦」のほかに「社長」や「代表」という肩書が得られる
パートでは、会社から名刺を貰えることは少ないですよね。
自分には「主婦」という肩書しかないと感じている人も多いと思います。
しかし起業すれば、あなたは社長または代表という肩書を得ます。
しっかり仕事をしているとまわりに示すことができるのは、どこか誇らしい気持ちになりませんか?
ちなみに個人事業主の場合は社長ではなく代表、という肩書きを使うことが一般的だそうですよ。
経費が使える
起業をした場合、経費を計上することで所得を抑え、節税に繋がります。
経費は事業を行う上で必要なものなので、経費が使えることをメリットとらえるかは人それぞれだと思いますが、
起業をした場合自身で節税対策を工夫することができます。
自宅で仕事をしている場合、家賃や光熱費の一部が経費として認められることがあるのも、雇用されている場合と異なる部分です。
主婦が起業するデメリット
メリットがたくさんある主婦の起業ですが、残念ながら現時点ではデメリットと感じられる部分もあります。
【主婦が起業するデメリット】
- 雇用される場合と違い、仕事がなければ収入は得られない
- 家族の理解を得ることが必要
- 自分から能動的に営業をして仕事を取ってくる必要がある
- 労働基準法などの労働法の対象外、社会保険料の負担が必要な場合も
- 夫の扶養に入りにくい場合がある
- 確定申告が必要
雇用される場合と違い、仕事がなければ収入は得られない
成果によっては大きな報酬が得られる可能性がある反面、もし仕事そのものがなかった場合は収入はゼロです。
パートなどで雇用されている場合は、仕事がない事や収入がゼロというのはあまりない事かと思います。
起業した場合は毎月いくら収入が得られるかは決まっておらず、不安定だといえます。
家族の理解を得ることが必要
主婦が起業する場合には、家族 (特に夫) の理解が必須です。
特に個人事業主として起業する場合は自分の代わりが他にいない状態になります。
時間の自由がきくとはいえ、自分が体調を崩したり子供のお迎えが必要な場合など、夫や両親などに依頼する機会が出てくるでしょう。
もしそれらを全て自分で行おうとしているならば、いつかストレスが爆発してしまうかも。
家族や取引先に迷惑をかけないためにも、なぜ起業するのか(家族の将来のため、◯◯の資金のためなど)を整理して家族と話し合っておきましょう。
シッターさんを見つけておくなどリスクヘッジをしておくとより安心です。
自分から能動的に営業をして仕事を取ってくる必要がある
起業をしたら、営業をする必要があります。
パートなどで雇用されている場合は、上司に指示を受けた仕事を行うことがほとんどだと思います。
前職の繋がりなどを活用して仕事を受注する人も多いかと思いますが、もしコネクションゼロの状態から起業する場合は、積極的な露出が必要です。
ただしいまはSNSなどを使って手軽に営業を行える環境がありますので、昔よりも営業を行いやすいといえます。
労働基準法などの労働法の対象外、社会保険料の負担が必要な場合も
個人事業主や社長になると、労働基準法などの労働法の対象からは外れます。
労働基準法というのは、パートや社員など会社に雇用されている場合に適用され、労働条件や休日、賃金などについて定められた法律です。
たとえば個人事業主の場合は、仕事相手と雇用関係にないので突然解雇(解約)されることもあり得ます。
また社会保険では、パートであっても労働時間などの基準を満たせば会社の健康保険や厚生年金に加入でき、会社と保険料も折半できます。
個人事業主の場合は厚生年金に加入できず、保険料も全額自己負担になります。
そのため起業を考える場合は、いざという時の保障や将来の年金に備えておくと安心です。
夫の扶養に入りにくい場合がある
実は、個人事業主でも夫の扶養に入ることは可能です。実際に業務委託などの仕事でフリーランスとして働きながら扶養に入っている方は多いです。
(会社を設立し、自分が社長になった場合は夫の扶養に入ることができません)
収入が少ないうちは、社会保険料などの支払いが免除される扶養に入っておく方がお得な場合が多いです。
しかし、パートなど雇用されている場合と比べ、個人事業主の場合は夫の扶養に入りにくいことがあります。
夫の加入する健康保険組合などの規定で、妻が個人事業主の場合は一律扶養に入れないと定めているところもあると聞きます。
扶養に入りつつ個人事業主として活動することを計画している方は、必ず夫の会社や健康保険組合に事前に確認するようにしてください。
確定申告が必要
確定申告は、パートなど会社に雇用されている場合は行う必要がありません。
会社が労働者のかわりに源泉徴収を行い、税金を納めてくれているからです。
個人事業主の場合はどこにも雇われていない状態になるので、自分で税金を計算して納める必要があります。
「確定申告は面倒くさい」
とよく聞きませんか?最近はe-taxなど手軽に確定申告が行える仕組みができつつあるものの、税務署に提出する書類なので確かに細かく大変です。
起業をした場合は、そういった事務処理も付随します。
主婦が起業するメリット・デメリットを理解し納得の働き方を!
以上、主婦が起業するメリットとデメリットについてまとめてみました。
自分の状況に合わせていろんな働き方が選べるのは嬉しいことですよね。
意外と意識していなかったメリット・デメリットもあったかと思います。
無理なく継続して事業を続けられるよう、家族と話し合って納得できた働き方を選びたいですね。
コメント
[…] […]