こんにちは!在宅ワーカー主婦のgyaoです。
「家で働くことに興味があるけど、一歩踏み出せない」
そんな風に思う方は多いのではないでしょうか?
なぜなら在宅ワークにはこんなイメージがあるから。
- 収入が不安定、仕事がない時がある
- 時給が安い、条件が悪い
- 確定申告が必要で面倒
- ひきこもりになる
上記のイメージは正しい部分もあり、また工夫次第では改善できるものです。
今日は私がブログ名の【ほぼ家生活】を実現するまでに至った経緯をお話しします。
在宅ワークとは無縁の、とにかく忙しかった20代
20代のころは、在宅ワークをしている今の30代を微塵も想像していなかったです。
総合職の営業ウーマンとして必死に社会人をやっていました。
「仕事とプライベートの割合は、仕事が9割」
と話して同僚に驚かれたこともあります。
仕事もちゃんとやりながら、ワークライフバランスを実現している方は本当に仕事ができる方だと思いますが、私にはできませんでした。
人より仕事の覚えも悪いので、人の2倍努力しなければいけない!という根性論で、
とにかく仕事の時間を増やすことで周りに認められようとしていましたね。
パソコンを家に持ち帰ってダラダラと長く仕事をする‥ということも多かったです。
でも「仕事ばかりしてプライベートは何もない、つまらない人」と思われるのも嫌で、
仕事で疲れていても休みの日は無理して予定を入れたり、人に「ここ遊びに行きました!」って言うだけのために出かけたりして消耗していました。
周りからよく思われたいって気持ちが強いんでしょうね。
でもただ話題の場所に遊びに行った話をしても私自身の本質が面白くなるわけでもなく、
いろいろと履き違えていた20代だったなと思います。
転勤をきっかけに、仕事が楽しくなくなる‥
29歳の時に、転勤の辞令がありました。
それまでは「転勤上等!どこへでも行きまーす!」という考えだったのに、
なぜかその時モヤっとした事を覚えています。
「あれ‥この道合ってるのかな?」と。
29歳という年齢が考えさせるところもありました。
そこから、今までそれなりに楽しくやってきた仕事があまり楽しくなくなり‥。
「コレジャナイ」感を感じながら日々過ごしていました。
今まで主婦で家にいるというような事を考えたことも無かったのに、急に主婦という選択肢が自分の中で急上昇してきたのです。
その頃に運良く婚約し、仕事9割生活だった私はその代名詞であった「仕事」を失うことになったのです。
思い切って仕事をやめたら、ひどかった肌荒れが改善
今まで自分のアイデンティティだった仕事を辞める決断をした事で色々と変化がありました。
まず、周りの目が気にならなくなった。
(辞めるので当然ですが‥)
寿退社した同僚を引き合いに出し、嫌味を言ってくる年配の上司もいました。
「私は私のプライベートが大事なんだ!」
と胸を張って考えられるようになりました。
お金をかけて人材として育ててくれた会社には途中で辞めて申し訳なく思いましたが、周りの人の事は気にしない!と思えました。
そうして仕事をやめて有給を使い切り、退職。
有給で1ヶ月くらい会社に行かず、最後の事務処理のため会社に行くと「肌つやがすごい」と言われました。
仕事をしている時は常に目の下にクマがあり、顔色も悪く、吹き出物を化粧で隠していました。
でもそれが普通になりすぎて、自分が肌の調子が悪いということさえ忘れていました。
仕事を辞める事で慢性的にあった吹き出物もよくなり、肌の調子が改善したのです。
雑誌で見るようなモデルさんの明るい肌色は、一生自分には縁のないものだと思っていました。でも仕事を辞めて、パッと顔色が明るくなりました。
自分の知らないうちに、仕事にストレスを感じていたことを実感しました。
そして、仕事9割の女が仕事を失うことはあまりにもあっけなく、思った以上にスムーズに完了しました。
この自由な生活を続けたい!
仕事をしている時には、自分の体調が悪いという事にさえ気付いていなかったと、気がつきました。
特に私のストレスになっていたのが通勤。
私は体力が全然無いので、駅まで歩いて、満員電車に揺られ、また会社まで歩くというのがとてつもなく苦しかったです。
なのでよくタクシーを使っていました。もちろん自己負担で。
今考えたら通勤にタクシー使うって、普通じゃないですよね。
でも当時は仕事のレベルを保つためには、そうしなきゃしんどかったんですよね。
主婦になりしばらく家で無職生活を送ってみて思ったことは、通勤の束縛から解放された、この自由な生活を続けたい!ということでした。
例えば外で働いていた時は、こんな生活をしていました。
- 朝アラームで起きて
- 眠い目をこすり朝シャンや化粧をし
- 体力温存のためタクシーで通勤し
- 必死で夜遅くまで仕事をこなし
- たまに飲み会にも顔を出し
- ヘトヘトになりながらタクシーで帰宅し
- やっと自由時間でスマホを見始め
- 明日も朝早いから早く寝なきゃと思う
いろんな制約がありました。もちろん会社員として、毎月の給料が保証され、色々な法律で守られていたのでそれ相応の対価ですね。
そして、無職主婦生活の時の生活はこうなりました。
- 朝アラームなしで好きな時間に起きて
- 身支度をせずボーッとテレビを見て
- お腹が空いたら朝食を作り
- たまに家事をし
- 好きな時間まで起きて眠くなったら寝る
何にも縛られない自由な生活。
もちろん旦那さんに養ってもらっているので家事はちゃんとしていますが、私にとって通勤の負担がなくなった事はかなり大きかったです。
数ヶ月後に無職生活に終わりを告げ仕事を始めるわけですが、
この時に味わった自由な感覚を大切にしたいな、と思い職探しを始めるのでした。
家族との合意が必要
私の仕事を辞めた後の変わりようを見て、旦那さんは在宅ワークで働くことを快く承諾してくれました。
在宅ワークで働いた経験は全くなかったので、最初はどれくらいの収入が得られるか手探りの状態でした。
そんな不安定な状況を許してくれた旦那さんにはとても感謝しています。
いま私は、旦那さんの扶養に入りながら在宅ワークのパートをしています。
例え在宅ワークで得られる収入が外で働くよりも少なくても、私にとっては得られるメリットがとても大きいです。
もし自分が外で働いて体力や気力を削られている状態ならば、収入が減っても働き方を変えるのはアリだと私は思います。
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