オンライン化で浮く費用。リモートワーク・在宅で支出の節約になる?

お金の話
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こんにちは、在宅ワーカー主婦のgyaoです。

4月22日に政府の専門家会議をうけ、人との接触を8割減らす10のポイントが発表されました。

帰省はオンラインで、待てる買い物は通販で‥などと街の人手を抑えて新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ意図があるようです。

ところで、日々生活をオンライン化する中でペーパーレスや交通費など、いろいろな費用が浮くと感じています。

オンライン化によりいったいどのくらいお金の流れが変わるのか、調べてみました!

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人との接触を8割減らす10のポイント

人との接触を8割減らす、という目標はニュースなどでよく耳にしますよね。

テレワークに移行できないお仕事をされている方などはなかなか難しい目標ではありますが、具体的なことが提案されています。

  1. ビデオ通話でオンライン帰省
  2. スーパーは1人または少人数すいている時間
  3. ジョギングは少人数で公園はすいた時間、場所を選ぶ
  4. 待てる買い物通販
  5. 飲み会はオンライン
  6. 診療遠隔診療
  7. 筋トレヨガ自宅で動画を活用
  8. 飲食持ち帰り、宅配
  9. 仕事在宅勤務(通勤は医療、インフラ、物流など社会機能維持のために)
  10. 会話マスクをつけて

ということが提言されています。

なかでもオンライン帰省は、ハッとさせられた方も多いのではないでしょうか?

高齢の世代がWebを使いこなせるスキルがあるかは個人差がありそうですが、その高齢の方がまた感染症のリスクが高いのも事実。

おばあちゃんも、孫もどちらも会いたい気持ちを抑えて、オンラインで帰省や食事をするのが今の状態には合っていそうですね。

オンライン化で減った支出

まずは、オンライン化することで減った支出を挙げてみたいと思います。

友達と会う時の食事代

誰かと会うタイミングに、一緒に食事をするという方は多いのではないでしょうか?

なら飲みに行って5,000〜6,000円ならランチに1,000〜2,000円は最低でも使っている方が多いのではないでしょうか。

オンラインで友達と会うなら、そのお金は少なくなります。

オンライン飲み会で一緒に食事をする場合、料理は各自持ち寄りになります。手作りで用意すればかなり支出が抑えられるでしょう。

レストランや居酒屋に行く場合、チャージ料やお通しの値段などが加算されていることが多いです。

外出の場合、話すためにちょっとカフェにでも入ろう、という場合でも500〜1,000円くらいはお金がかかりますよね。

家からオンラインで人と会う場合、場所代がかからはいのはメリットと言えるでしょう。

移動の交通費と時間

電車、バス、タクシー、新幹線、飛行機、車‥移動するためには交通費がかかります。

特に遠方の実家に帰省する場合や、仕事で地方や海外に出張するためには新幹線や飛行機を使わなければならず、片道でも20,000〜50,000円以上の出費がある場合も多いです。

また、移動には時間がかかります。

東京・大阪間の新幹線の移動には現状、2時間半以上かかります。

この移動時間と、費用の削減はかなり大きな支出の削減ですよね。

いままで何の疑いもなくしていた出張など、オンラインでやってみたら問題なかった、なんて場合もあります。

遠く離れた家族などにはリアルで会いたいという気持ちはとても分かりますが、お互いの健康を守るために帰省はなるべく自粛したいですね。

ペーパーレスによるコストと印刷時間、印刷費、郵送費

仕事で書類を扱うことが多いならば、その印刷に使う時間・費用、郵送費をオンライン化で削減することができます。

特に書類の承認にハンコを押してファイルに綴じて‥というのがルーティンだと、どうしてもオフィスに出勤しなければいけない、過去の書類が探せない、という問題が出てきます。

リモートワーク化には、書類は障壁になります。

安全なシステムでクラウド化すれば、書類にどこからでもアクセスできるようになり一気に効率がアップします。

特に会議や説明会のために書類やレジュメなどを印刷して準備していた、という場合なら、その印刷する時間や紙代、インク代などが削減できるのは大きいといえます。

アンケートを募る際などは、Googleフォームなどを活用すればオンラインで集計まで簡単です。

手続きの簡便化による人件費の削減

行政でも、少しずつですが手続きの簡便化が進められていますよね。

住民票がコンビニや郵送で請求できる自治体があったり、これは限定的な措置ではありますが現在運転免許証の有効期限を迎える方は郵送にて延長の申請が可能だったりします。

郵送だとその開封などの手間がかかりますが、欧米などでは行政の手続きもオンライン化が進んでいるそうです。

郵送での申請だと、役所の人にも開封の手間などがかかるので、オンライン化が進んでマンパワーが節約できる制度ができてくると良いですよね。

ジムや教室に通う費用

ヨガ教室やスポーツジムに通っているなら、今は家の中で動画を見ながら行うことが推奨されています。

YouTubeを見渡せば、ヨガのポーズや家の中でできる運動を動画で公開されている方がたくさんいます。

Netflixなどの動画配信サービスにもヨガの動画などがありますし、好みのジャンルや先生がいる場合はDVDなどを利用してみることができます。

また、オンラインセミナーを実施している解釈も増えています。

ZoomなどのWebセミナーシステムを使用して、リアルで会話しながら知識や技術を学ぶことができます。

手数料が安い

オンライン化することで、手数料が削減できる場合があります。

1番わかりやすいのがネットバンクですね。

店舗を多数構えている銀行に比べて、振り込みや出金の手数料が安い場合が多いほか、独自のサービスが充実しています。

また、わざわざATMや店舗に行って振り込みなどの手続きをすることなく、スマホなどで手軽に操作できるので時短にもなりますよ。

振り込みの回数が多い方なら月の振り込み無料回数が多いネットバンク、楽天やイオンなど良く使うサービスがある方はその銀行など、ご自身の状況に合わせて選ぶと良いですよ。

オンライン化で増えた支出

逆に、オンライン化することで増える支出について考えてみます。

送料 (通販、食事の宅配など)

オンラインによる宅配には、現状人の手が必要です。

配達を担当している方や、宅配業者の方の手数料として、送料の負担が必要です。

たとえば現地に行って食べれば発生しない送料でも、宅配してもらう場合は送料が上乗せされます。

ドローンによる宅配など、新しい届け方が出てくる可能性はあるものの、しばらくは人の手から受け取る形態は変わらないはずなので、オンライン化に伴う送料は想定しておいた方が良さそうです。

いまは宅配業者のサービスにもオンライン化がすすみ、電話しなくてもネットで再配達が可能など効率的になっているので活用したいですね。

通信料金

自宅でWi-Fiなどを使用している場合は、定額の料金がかかるのであまり通信量が気にならないかもしれません。

Wi-Fiを使用していない場合や、カフェなどでも仕事をしたりする場合はスマホなどの通信量が大きくなる場合があります。

通信量が大きくなると値段が上がるプランに入っている方は要注意です。

また、自宅で仕事がしやすくなる環境を整えるためにはガジェットや周辺機器などへの投資が必要になる場合もあります。

通信に関わる費用の支出は、オンライン化に伴い大きくなる可能性があります。

オンライン化でいくら節約になる?

試しにモデルケースとして、東京に住んで大阪の実家に年2回帰省しているサラリーマンについて考えてみます。

  • 帰省費 年2回: 32,000円×2
  • 飲み会 月3回×12: 6,000円×36
  • カフェ 月3回×12: 500円×36
  • 銀行手数料: 月1,000円×12

年間310,000円の支出があるとします。これをオンライン化したら‥

  • 帰省費: 0円
  • オンライン飲み会: 月3回×12: 1,000円×36
  • オンラインカフェ: 月3回×12: 200円×36
  • 銀行手数料: 0円

合計43,200円です。削減額はなんと266,800円。

年に一回も帰省しないのは寂しいですが、もしこの状況が長引けばその可能性だって大いにありますよね。

さらに、このように目に見えるお金だけでなく、目に見えないお金・時間的コストの削減にも注目。

たとえば買い溜めしておいたコピー用紙や、年間契約のジムなど普段あまり意識しないお金のほか、書類にハンコを押したり通勤したり‥という手間もお金に換算すると大きいでしょう。

課題ももちろんありますが、実はオンライン化による費用的メリットも期待できるので、生活を便利にするための時間の投資はぜひ行っていただきたいです。

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