コンビニのドリンク糖質比較!飲み物の砂糖の量は?【管理栄養士監修】

栄養
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こんにちは、管理栄養士のgyaoです。

みなさんコンビニのドリンク、よく買いますか?

色んなシチュエーションでコンビニでドリンクを購入する機会があると思います。

  • 仕事の合間にホッと一息
  • 仕事の帰り道についつい購入
  • 誰かを訪ねるときのお土産に

本日はコンビニで1番購入機会の多いものと言っても過言ではないペットボトルドリンクの糖質量を比較してみました。

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一日にとっていい砂糖の量はどれくらい?

砂糖は一日にどれくらいとっても良いのでしょうか。

WHO(世界保健機関)によると、1日のカロリーの5%くらいに抑えるのがよいとのこと。

1日の推定エネルギー必要量は30〜49歳男性で2,700キロカロリー、30〜49歳女性で2,050キロカロリーです。(身体活動レベル普通の場合)

日本人の食事摂取基準2020年版より

この年代の男性だと135キロカロリー、女性だと102.5キロカロリーということになります。

角砂糖に換算してみると、男性だと9.1個分、女性だと6.9個分となります。

(一粒約3.7gの、三井製糖スプーン印角砂糖小粒にて計算)

角砂糖7〜9個といえば、「結構多いな」と感じる方もいるかもしれません。

ただ砂糖はお料理など口にするあらゆる物に入っているので、実際に見える形の甘いものとして摂れる砂糖の量はもっと少ないということになります。

注釈:下記ご紹介する飲料について、厳密には炭水化物=糖質ではありませんが、便宜的にそのように計算しています。実際は炭水化物=糖質+食物繊維なので少し異なる可能性があります。

日本コカコーラ/コカコーラ

コカ・コーラ(500ml*48本)【コカコーラ(Coca-Cola)】

言わずと知れた炭酸飲料の王道、コカコーラ。

なんと1886年に誕生したらしく、長年世界中で愛されているロングセラーです。

【コカコーラの情報】

  • 原材料: 糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)/ 炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン
  • エネルギー45kcal
  • たんぱく質0g
  • 脂質0g
  • 炭水化物11.3g
  • 食塩相当量0g

(栄養成分表示は100mlあたり)

コカコーラ500mlのペットボトルに含まれる炭水化物の量は56.5gです。

角砂糖に換算すると約15.3個分です。

ちなみに、コカコーラゼロはゼロカロリーかつ、糖類もゼロです。

日本コカコーラ/ファンタグレープ

ファンタ グレープ(500ml*24本入)【ファンタ】

フルーツ系の炭酸飲料といえば、ファンタという方も多いのではないでしょうか。

こちらも昔からパッケージが色々と変わりながら、長年老若男女愛されている商品です。

【ファンタグレープの情報】

  • ふ原材料: 果糖ぶどう糖液糖、ぶどう果汁、ぶどうエキス/炭酸、香料、酸味料、着色料(カラメル、アントシアニン)、保存料(安息香酸Na)、甘味料(ステビア)、ビタミンB6
  • エネルギー40kcal
  • たんぱく質0g
  • 脂質0g
  • 炭水化物10g
  • 食塩相当量0.01g
  • ビタミンB6 0.4mg

(栄養成分表示は100mlあたり)

ファンタグレープ500mlのペットボトルに含まれる炭水化物の量は50gです。

角砂糖に換算すると約13.5個分です。

キリン/ソルティライチ

世界のキッチンから ソルティライチ(500ml*24本入)【世界のキッチンから】

熱中症が増えた時、塩入りのドリンクやお菓子が一気に定着した感があります。

その美味しさから定着しているのがソルティライチです。

ほんのり塩味のドリンクですが、砂糖はどれくらい入っているのでしょうか?

【ソルティライチの情報】

  • 原材料: 果実(グレープフルーツ、ぶどう、ライチ)、砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、果糖)、食塩(沖縄県産)/酸味料、香料
  • エネルギー 34kcaL
  • たんぱく質 0g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 8.4g
  • 食塩相当量 0.11g

(栄養成分表示は100mlあたり)

ソルティライチ500mlのペットボトルに含まれる炭水化物の量は42gです。

角砂糖に換算すると約11.3個分です。

塩味で甘味をそれほど強く感じませんが、原材料を見ると砂糖がしっかり入っていますね。

日本コカコーラ/ミニッツメイド 朝の健康果実 オレンジ・ブレンド

ミニッツメイド オレンジブレンド(350ml*24本入)【ミニッツメイド】

果汁100%で、健康的なイメージのあるフルーツジュース。

たまに無性に飲みたくなる時がありませんか?私は昔、二日酔いの翌日に決まって飲んでいました(笑)

【ミニッツメイドオレンジの情報】

  • 原材料: 果実(オレンジ、ぶどう、りんご、うんしゅうみかん、レモン)、香料、ビオチン
  • エネルギー49kcal
  • タンパク質0.4g
  • 脂質0g
  • 炭水化物11.9g
  • ナトリウム0mg
  • ビオチン12.5µg

(栄養成分表示は100mlあたり)

ミニッツメイドオレンジ350mlのペットボトルに含まれる炭水化物の量は41.6gです。

角砂糖に換算すると約11.2個分です。

他に比較しているジュースが500mlなのに対してミニッツメイドは350ml。それにしては糖分がしっかり入っています。

ただ、他のジュースではあまりとれないビオチンなどの果実由来の栄養素をとることができるのはメリットですね。

日本コカコーラ/Qoo(クー)みかん

ミニッツ メイド Qoo みかん PET(470ml*24本入)【クー(Qoo)】

同じようなオレンジ(みかん)のジュースでも、こちらは果汁25%。

昔から馴染みのある、果汁入り飲料です。

ちなみにキャラクターのQooは、人間でいうと7歳〜10歳らしいですよ。

【Qooみかんの情報】

  • 原材料: 果実(オレンジ、うんしゅうみかん)、果糖ぶどう糖液糖、うんしゅうみかんエキス/香料、酸味料、ビタミンC、カロチン色素
  • エネルギー44kcal
  • たんぱく質0g
  • 脂質0g
  • 炭水化物11g
  • 食塩相当量0g
  • ビタミンC

(栄養成分表示は100mlあたり)

Qooみかん470mlのペットボトルに含まれる炭水化物の量は51.7gです。

角砂糖に換算すると約13.9個分です。

果汁飲料のmlあたりの糖質量は100%のものの方が少ないのかな?と思っていましたが(果汁入り飲料は砂糖が加えられているため)、意外と100%ジュースのほうが糖質が多いのですね。

キリン/午後の紅茶ストレートティー

午後の紅茶 ストレートティー(500ml*24本)【午後の紅茶】

紅茶飲料のロングセラー。

最近は、甘くない微糖タイプや無糖タイプも発売されていて幅広い人に人気な印象です。

【午後の紅茶ストレートティーの情報】

  • 砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、紅茶/ビタミンC、香料
  • エネルギー16kcal
  • たんぱく質0g
  • 脂質0g
  • 炭水化物4g
  • 食塩相当量:0.015g

(栄養成分表示は100mlあたり)

午後の紅茶ストレートティー500mlのペットボトルに含まれる炭水化物の量は20gです。

角砂糖に換算すると約5.4個分です。

炭酸飲料やフルーツジュースに比べると、糖質が少なめですね。

キリン/午後の紅茶ミルクティー

午後の紅茶 ミルクティー(500ml*24本)【午後の紅茶】

ストレートティーよりも甘味やミルク感が欲しい時は、ミルクティーを飲む方も多いのではないでしょうか。

疲れた時に飲みたくなる幸せな甘味です。

【午後の紅茶ミルクティーの情報】

  • 原材料: 牛乳、砂糖、紅茶、全粉乳、脱脂粉乳、デキストリン、食塩/乳化剤、香料、ビタミンC
  • エネルギー37kcal
  • たんぱく質0.5g
  • 脂質0.5g
  • 炭水化物7.7g
  • 食塩相当量:0.07g

(栄養成分表示は100mlあたり)

午後の紅茶ミルクティー500mlのペットボトルに含まれる炭水化物の量は38.5gです。

角砂糖に換算すると約10.4個分です。

すごく甘い印象がありますが、紅茶が入っている分だけ炭酸飲料やフルーツジュースに比べて糖質が少なめですね。

コカコーラ/ジョージア ジャパンクラフトマン カフェラテ

ジョージア ジャパン クラフトマン カフェラテ PET(500ml*24本入)【ジョージア】

カフェラテも、コンビニで人気が高い飲み物です。

ブラックは苦すぎて飲みにくいという方でも飲めて、ほどよいカフェインで頭もシャッキリします。

【ジョージア ジャパンクラフトマン カフェラテの情報】

  • 原材料: 牛乳、砂糖、コーヒー、食塩/香料、乳化剤、カゼインNa、安定剤(カラギナン)
  • エネルギー29kcaL
  • たんぱく質0.6g
  • 脂質0.6g
  • 炭水化物5.3g
  • 食塩相当量0.1g

(栄養成分表示は100mlあたり)

ジョージア ジャパンクラフトマン カフェラテ500mlのペットボトルに含まれる炭水化物の量は26.5gです。

角砂糖に換算すると約7.1個分です。

苦味があるので砂糖はあまり入っていないのかな?と思いがちですが、意外と入っているのですね。

飲料に入っている砂糖の量を意識しよう!

以上、コンビニの定番飲料8点の砂糖の量を調べてみました。

調べてみて驚いたのは、1本で角砂糖10個分以上の砂糖を含む飲み物がほとんどだったこと。

1日に推奨されている砂糖の量は7〜9個なので(30〜49歳)、ペットボトル飲料1本を飲むだけでオーバーになってしまいます。

でも、甘い飲み物って美味しいですよね。

1回で全部飲み切らずに分けて飲むことや、表示を見てなるべく糖質が少ないものを選ぶなど工夫をするとよいと思います。

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