30代主婦が今まで申請したことのあるお金の制度。使う機会が多い順に紹介

お金の話
Pocket

こんにちは、在宅ワーカー主婦のgyaoです。

お金に関する制度は、知ってるか知らないかで大きく損をしてしまうこともあります。

でも、膨大な量の制度や細かな申請方法をすべて覚えるのは苦手意識がわいてしまいますよね。

そこで本日は、30代主婦である私が今までの人生で申請したことのあるお金の制度を、使う機会が多そうな順に並べました。

いつどこで申請できるかをシンプルにまとめましたので、気楽に読んでみてください。

スポンサーリンク

医療費控除/セルフメディケーション税制

医療費控除は多くの方が申請する機会があるのではないでしょうか。

医療費控除とは、年間で10万円以上の医療費を払った時に、税金が安くなる制度です。

(年収200万円以上の場合。200万円未満の人は、総所得金額等の5%を超えた場合に適用)

年間で10万円も医療費を払わないよ、という方も、通院の公共交通機関交通費や市販の医薬品なども含めると意外と金額は大きくなります。

また、それでも年間10万円に達しない方でも、セルフメディケーション税制という制度を使えば年間12,000円の市販薬を購入した場合、税金が安くなります。

市販薬でもセルフメディケーション税制の対象の薬はパッケージに記載があるものに限りますが、私の家の風邪薬や胃腸薬などを見てみるとほとんどが対象のようでした。購入の際は念のため気にするとよさそうです。

  • いつ申請?‥前年分を、翌年2月ごろの確定申告で申請
  • どこで申請?‥税務省、またはオンライン申請(マイナンバーカードのある方)
  • 注意点‥医療費や医薬品の明細やレシートをとっておこう!

寄附金控除 (ふるさと納税)

CMもやっているのでやっている人も多いのではないでしょうか?ふるさと納税。

ふるさと納税は寄附金控除の一部で、自己負担額2,000円で寄附した自治体からお礼の品を受け取れます。

年収によって控除を受けられる上限額が違うので注意です。

寄附金控除の制度のなかでも特に優遇されているふるさと納税。寄附をする‥とだけ聞くとハードルが高そうですが、旅行で訪れた場所や自分の地元に寄付、と考えると少しハードルが下がりますよね。

ふるさと納税のポータルサイトで年収などを入力すれば、年間いくらまで寄付できるか簡単に計算してくれます。

行ったことのない場所の名産品が届くのも楽しみですよ!

  • いつ申請?‥前年分を、翌年2月ごろの確定申告で申請。ワンストップ特例制度を利用すれば確定申告なしでも可能
  • どこで申請?‥税務省、またはオンライン申請(マイナンバーカードのある方)
  • 注意点‥寄付した市町村から送られてくる寄付証明書は、確定申告で必要になるので保管しておきましょう!



高額療養費制度

もし今までに入院したことがあったり、親が病気になったことがあるという方なら申請をしたことがあるかもしれない、高額療養費制度。

年収や年齢などの条件によって、月に高額な医療費を支払った時の上限額が変わります。

保険適用の診療であれば、月に数十万の請求が来て支払えない‥なんて事態は免れます。(窓口で適用を受ける場合は事前に申請が必要)

詳しくは下記の記事でも紹介しています。

高額療養費(医療費)制度とは?今さら聞けない、健康保険の自己負担限度額
こんにちは、在宅ワーカー主婦のgyaoです。あなたは月に10万円を超えるような、高額な医療費を支払ったことがありますか?病気やケガというのは多くは予兆なく私たちのもとにやってきます。そんな時に最低限知っておきたいお金の知識...
  • いつ申請?‥高額な医療費がかかると分かった時。事前に申請して限度額適用認定証をもらえば窓口の負担額が下がる。後から申請する場合は払い戻しまでタイムラグあり。
  • どこで申請?‥会社の健康保険に入っている方は、会社の担当者。国民健康保険に入っている方は、市町村の窓口。
  • 注意点‥保険適用外の診療は高額療養費の適用外です。

年金の学生納付特例の追納

年金の学生納付特例の追納は、その年単体でみると「税金を払う」ことになるのでお金が戻ってくるとか控除が受けられるわけではありません。

しかし、将来もらえる年金額に関係するため長いスパンで考え対応する必要があります。

年金の学生納付特例というのは、本来なら20歳から発生する年金の納付義務を、学生である場合に支払い猶予することができる制度。

支払い「免除」と勘違いする方も多いと思いますが、「猶予」なので期限までに支払わないと将来の年金額は減ってしまいます。

学生の子供の年金について、学生納付特例を利用するか、親が支払うかは親と子供で話し合っておく必要がありそうです。(親が支払う場合、保険料の支払いによる控除が受けられます)

注意したいのは、学生納付特例の追納は10年以内と期限があります。期限を過ぎてしまうと納めることができなくなるので、追納する場合は30歳手前までに必ず手続きを。

私は学生納付特例を利用していたことをすっかり忘れていて30歳過ぎに気がつき、一部の期間の追納しかできませんでした。

年金がいくら貰えるかは今後変わる可能性があるので考え方は人それぞれだと思いますが、私は安全策かなと思い追納を選択しました。

  • いつ申請?‥猶予されてから10年以内
  • どこで申請?‥最寄りの年金事務所
  • 注意点‥猶予の翌年から3年目以降は、追納が遅くなるほど加算額が加えられるので、追納は早めのほうがお得です。

失業手当

私は会社を退職したときに、失業手当を受給したことがあります。

離職理由や雇用保険に入っていた期間にもよりますが、会社を辞めた時には失業手当を受け取れます。

自己都合退職 (結婚や転職など)の場合は3ヶ月間の給付制限があり、すぐには失業手当を受給することができません。

雇用保険に入っていると、無料でスキルアップができる学校に通える職業訓練を受けることもできます。通所手当という交通費も支給されるので、気になる資格やスキルがあればぜひ申し込まれるとよいと思います。

  • いつ申請?‥失業後、離職票を会社から受け取ったら申請します。
  • どこで申請?‥最寄りのハローワーク
  • 注意点‥失業手当は求職をしている人に支給されるものなので、定期的にハローワークに行き就職活動をしている認定を受けなければいけません。

お金の制度は知らないと損をする

以上、私が申請したことのあるお金の制度をご紹介しました。

お金に関する制度には、期限が設定されていたり年収によって金額が変わってきたりと、なにかと面倒な条件が多く敬遠しがちですよね。

最低限の使う機会が多い制度だけでも知っておくと、いざ申請する際に焦らずにすみそうです。



コメント

タイトルとURLをコピーしました