こんにちは、管理栄養士のgyaoです!
「ビタミンが大事ってよく言うけど、そもそもビタミンって何だっけ‥?」
と思っている方はいませんか?
本日はそんな方のために、超簡単にビタミンとは何か?なぜ必要なのか?を解説します!
ビタミンって結局何なの?
ビタミンは、化合物です。
うえの画像みたいな、六角形の形で表されるようなヤツです。
(画像の化合物は多分ビタミンではありません)
その大きさは◯nm(ナノメートル)とかのものもあり、なかなか私たちがビタミンを直接目にする機会はありません‥。
ちなみに1nm(ナノメートル)は10億分の1メートル。
栄養素なので、炭水化物や脂質、タンパク質などと同じく食事からとる必要があります。
ビタミンはほとんどの種類が体内で合成とかできないので、食べるか食べないかでビタミンが足りているかどうかが決まります。
でも、ちょっとですごく効くすごい物質です。
ビタミンのはたらきってどんなもの?
ビタミンは、体の中で何をしているのでしょうか?
種類によって、体の細胞を保ったり、他の栄養素の吸収とか代謝を助けたり、体を酸化から守ったりします。
地味だけど、いい仕事をする役者です。
皮膚は細胞なので、ビタミンによって肌がきれいに保たれるかもしれません。
ビタミンは糖質の代謝にも関係するので、ビタミンによってダイエットの助けになるかもしれません。
いわゆる抗酸化作用のあるビタミンをとることで、体を老化から防げるかもしれません。
こう考えてみると、ビタミンってすごく必要な栄養だと思えますよね。
ビタミンの種類って何がある?
ビタミンには、体に蓄えられるビタミンと体に蓄えられないビタミンがありまさ。
体に蓄えられるビタミンは、脂溶性ビタミンという脂に解けるビタミンです。
体の中の脂肪組織に蓄えられます。
なので最悪、毎日とれなくても蓄えた分から使えるという特徴があります。
でも、体にたまるので摂りすぎると過剰症になってしまいます。
ビタミンの過剰症には、頭痛や下痢といったまのから、腎障害なんていう怖いものまで‥。
過剰症はサプリメントのとりすぎで起こることが多いですが、普通の食事でも特定の食品ばっかり食べていると危険なのでご注意を。
ちなみにこの脂溶性ビタミンは、ビタミンA・D・E・Kです。
そして、体に蓄えられないビタミンは水溶性ビタミンという種類です。水に溶けます。
こちらは体に蓄えられなくて、余分なぶんは尿として出ていきます。
過剰症の心配は脂溶性ビタミンに比べて少ないですが、その代わりにこまめに補給しなければいけません。
(水溶性ビタミンもとりすぎると過剰症はありますのでご注意を!)
水溶性ビタミンにはビタミンB1・B2・B6・B12・C・葉酸・ナイアシン・ビオチン・パントテン酸があります。
ビタミンは何に入っている?
ビタミンA、B1、B2‥とそれぞれで多く入っている食品は違います。
それぞれの細かい作用や、何に入っているかを覚えようとするとしんどいと思います。
なので、ビタミンがざっくりどういう食材に多いかを説明します。
ビタミンが多く含まれる食材は、野菜、肉、魚です。
ほぼすべてですね(笑)
というのも、ビタミンの種類によって含まれる食材のカラーがガラっと変わります。
そしてすべてのビタミンは体に必要なものです。
なので、野菜、肉、魚をバランスよく食べなきゃならないんですね。
他にもレバーや果物にもビタミンは多く入っています。
覚えておきたいのは、偏食はビタミン不足を招く!ということ。
できる範囲で、たくさんの品数を摂ることでビタミン不足の可能性を減らすことができます。
「今日3種類くらいの食材しかとってない‥」
など思い当たることがある人は、夜ご飯にもう一品追加を!
ビタミンが足りてるかチェックするには?
自分にビタミンは足りているのかどうか?と疑問に思う方もいると思います。
ビタミン不足は検査でわかる場合もあります。
Vita Noteでは、自宅での尿検査を郵送するだけで一部のビタミンなどの栄養素が足りているかがレーダーチャートで分かるとのこと!
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どれだけ何を食べたか計算して‥ってなるとなかなか続かないものなので、
ゆる〜くビタミンを意識して健康になりましょう♪
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