こんにちは、在宅ワーカー主婦のgyaoです。
みなさま「外食の添加物」気にしていますか?
オーダーから片付けまでスタッフがやってくれる外食は、主婦にとっては気分転換になりますよね。
でも外食には不健康とか、食品添加物が多いというようなイメージがあると思います。
本日は、少しでも安心して食べることのできる添加物の使用の少ない外食チェーンをご紹介します。
外食で多く使われる食品添加物とは
外食では、どのようなメニューに食品添加物が使われているのでしょうか?
- サラダバーのカット野菜→次亜塩素酸ナトリウムで変色防止
- 業務用ハンバーグなどの肉加工品→着色料や香料、アミノ酸など
- 鮮やかな色のクリームの載ったデザート→着色料
- グラタンなどに使用するホワイトソース→増粘剤など
これはほんの一例です。
外食では価格を抑えるために業務用の商品を使用していることが多いと思いますが、業務用スーパーなどで商品の裏面を見るとほとんどの商品に添加物が入っています。
ところで外食では、食品添加物をメニューに表示する義務がありません。
そのため、知らず知らずのうちに食品添加物を体に入れていることがあるのです。
食品添加物を気にする方が多い理由に、体への影響がはっきり分からないということが挙げられると思います。
厚生労働省によると、日本で初めて合成食品添加物が作られ始めたのは1851年ごろ。
そこから徐々に食品添加物が広まっていき、現在では食品添加物無添加の食品を探す方が難しいくらい普及しています。
でもその歴史は、150年ちょっとしかないんですね。
もちろん普及し始めたころは人々の食品添加物が少なかったでしょうし、子供の頃から毎日食品添加物の多い食事をとる生活になったのは意外と最近のことかもしれません。
しかも、もし食品添加物のとりすぎが原因で病気になっていたとしても、その因果関係が分かりづらいです。
長年かけて体に蓄積される食品添加物の影響わ完全に証明するのは、至難の技ではないでしょうか。
少しでも安心が欲しい方のために、食品添加物の使用を少なくしていることをホームページで表明しているお店を次項から紹介します。
無添くら寿司
くら寿司は、名前に「無添」と入っているので安心・安全なイメージがある方も多いではないでしょうか?
ホームページには、「すべての食材から四大添加物を排除します」と記載があります。
四大添加物とは、化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料とのこと。
すべての食品添加物を除去しているわけではありませんが、上記の4つはいろいろな食品によく使われる有名な添加物です。
その4つを除去しているということで、ある程度安心して食べることができるという印象があります。
特に人工甘味料なんかは、お腹を壊しやすくなるなど体質に合わない方もいるので避けられるのは嬉しいですよね。
さらに、「鮮度くん」というカバーでウイルスの付着を防止したり、ICタグで鮮度管理をしているそうです。
こんな風に安心できる情報を提供してくれていると、子どもと一緒にも使いやすいですね。
くら寿司株式会社
- 創業 昭和52年5月
- 売上高 1,361億円(2019年10月末現在)
- 店舗数 485店(2018年10月末現在、米国33店舗、台湾20店舗含む)
松屋
松屋はお手頃価格なので、添加物の多いイメージが勝手にありました。
でも実は松屋は、「化学調味料・人工甘味料・合成着色料・合成保存料を使用しないメニューの開発を推進している」とホームページに記載があります。
上記添加物を使用しないメニューはどれくらいあるのでしょうか?
- プレミアム牛めし(並380円
- 牛めし(並320円)
- 牛とじ丼(並500円)
- 牛焼肉定食(600円)
※価格はすべて税込
上記はほんの一例で、メニュー35種類、サイドメニュー18種類で化学調味料・人工甘味料・合成着色料・合成保存料を使用していません。
これだけの種類が選べれば満足できますよね。
特に添加物である調味料を使わないでうまみのあるメニューを作るのは企業努力が必要だと感じるので、好感が持てます。
株式会社松屋フーズホールディングス
- 創業 1966年(昭和41年)6月
- 売上高 930億円 (2018年(平成30年)3月期・連結)
- 店舗数 国内:1,117店舗(うちFC 6店舗) 海外:10店舗 (2018年(平成30年)3月末現在)
リンガーハット
リンガーハットは、長崎ちゃんぽんがお手頃価格で食べられるお店。
あまりイメージにない方も多いと思いますが、「保存料については全て排除し、着色料についても天然由来のものの使用へと進めております」
食品添加物のうち保存料と着色料のみではあるものの、極力自然のものを使おうとする姿勢はありがたいなと思います。
現在、保存料・合成着色料が使われていないのは下記のメニュー。
- 長崎ちゃんぽん類
- 長崎皿うどん類
- チャーハン
- ぎょうざ
※一部店舗や食材では該当しない場合もあるのこと。
そのほかリンガーハットでは、野菜と小麦粉はすべて国産のものを使用しているようです。
外国産の野菜は農薬などの基準が異なるので、国産の野菜なら安心ですよね。
リンガーハットジャパン株式会社
- 設立 平成18年9月1日
- 売上高 480億円(2020年2月期)
- 店舗数 818店舗(2020年1月)
和食麺処サガミ
サガミは、関東・中部・関西に「和食麺処サガミ」などを展開する会社です。
ホームページでは、「防腐剤などの添加物を加えないことにも留意」と記載があります。
そばやうどんなどを提供するレストランが、麺にどれほど防腐剤を使用しているかは不明ですが、
「使ってないけど書いてない」よりも
「使ってないくて書いてある」ほうが安心ですよね。
株式会社サガミホールディングス
- 設立 1970年3月4日
- 売上高 266.3億円(2019年3月期)
- 店舗数 261店舗(2018年10月)
大戸屋
大戸屋は、ヘルシーな和定食や日頃取りづらい焼き魚が食べられるので健康的なイメージを持つ方も多いと思います。
添加物に関しては、「ソースはすべて無添加・無着色」と記載があります。
また調理は各店舗で行っているそうです。
大手レストランチェーンではセントラルキッチンでまとめて調理して輸送する、という場合もあるでしょうから、
1から店舗で作っているのは安心ですよね。
ソースは無添加・無着色ということなので、どの種類の添加物が無添加なのかが明確ではないのですが
すべての添加物が無添加という意味なのであればとても安心できるお店です。
ただ、ソース意外の素材(お肉や魚、野菜など)に関しては無添加の記載がありませんでした。
株式会社大戸屋ホールディングス
- 創業 1958年1月
- 売上高 257億円(2019年3月期)
- 店舗数 463店舗(国内 353店舗、海外 110店舗)※フランチャイズ店を含む (2019年3月31日現在)
安楽亭
安楽亭は、関東を中心に「焼肉レストラン安楽亭」を展開している会社です。
2,480円からの焼肉食べ放題を提供しています。
安楽亭のお肉は、「100%自然肉のみ使用」という表記があります。
脂肪注入肉や結着肉は一切使用していないと書いてあります。安い焼肉屋さんなら人工的な肉が使われていてもおかしくないので、不使用の表記があると安心できますね。
また、肉以外にも店舗で使用される「秘伝のタレ」についても「香料・保存料・合成着色料を一切使用しない無添加のレシピ」で作っているそうです。
株式会社安楽亭
- 創立 1963年4月(昭和38年)
- 売上高 163.4億円(2019年3月期)
- 店舗数 221店舗(2019年6月末現在)
食品添加物の心配を減らして、外食を楽しもう
以上、食品添加物について少なくすることを意識している外食チェーンをご紹介しました。
売上高の大きい外食チェーンを中心に、60以上の会社を調べてみましたが6つでした。
しかも、どのお店もすべての食品添加物を使用していないわけではありません。
それほど、食品添加物を排除は難しいとともに、
食品衛生上どうしても必要な添加物があるということでしょう。
しかし、本日ご紹介したお店は添加物のほかに食の安心・安全にも力を入れている印象のお店が多いので
食の安全性が気になるという方におすすめです。
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