【管理栄養士】家族の健康管理。食生活の改善のために変えるポイント

ヘルスケア

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家族には健康でいて欲しい

こんにちは、管理栄養士のgyaoです。

家族には健康でいて欲しいですよね。

でも、

「夫が最近太ってきた気がする‥」

「最近父のお腹が出てきて健康が心配」

なんて、自分以外の家族の食生活が気になることってありませんか?

私も夫の健康が心配ですが、

「ごはん食べ過ぎだからおかわりやめなよ」

なんて言ってしまうとへそを曲げてしまいます。

でもあくせく働いた中で好きなものを制限されるストレスも理解できるので、

言い方に気を付けています。

本日は、家族の健康やメタボが気になる方に向けた

「食生活を変えるための提案方法」

をご紹介します。

なお、食生活を変えるためにはメタボリックシンドロームの怖さを理解してもらうことも重要なので、過去記事もご参考にどうぞ。

【管理栄養士】夫の健康が心配。メタボな食生活を改善する対策方法

レベル1 他の食品に置き換える

【有効な人】

・食べ過ぎて太っている人

・白ごはんを食べる量が多い人

・間食が多い人

・ジュースをたくさん飲む人

1番難易度が低い提案方法は、「他の食品に置き換える」方法です。

太っているので健康のためにやせてほしいなぁ‥という家族には

白いごはんを玄米に置き換える方法がおすすめ。

玄米だってお米だし、同じように食べていたら意味がないんじゃないの?と思いがちですが、

玄米には白米で削られてしまう栄養素が残っているうえに、かみごたえがあり食べるスピードがゆっくりりになるため満腹感が得られやすいです。

食べ応えを感じやすいので白米よりも食べる量が減る方もいますよ。

また、お菓子やジュースのとりすぎが気になる家族には

健康的な嗜好品を勧めてみてください。

オススメはコンビニでも買えるミックスナッツ、茎わかめ、無糖の炭酸飲料などです。

間食をする理由には口寂しいから、なんとなくという場合も多いので、

実は口に入ればなんでもいいという人も。

「健康のためにこっちを買っておいたよ」と家にヘルシーなものが選べる環境を作っておいてください。

レベル2 食べる量を減らす

【有効な人】

・健康診断で痩せる必要を指摘されている人

・白ごはんを食べる量が多い人

・お酒を飲む量が多い人

少し難易度は上がりますが、より効果的なのが食べる量を減らす方法です。

たとえばいつもごはんをおかわりして2杯食べる人なら1杯にします。

大きめのお茶碗1杯食べる人なら、小さめのお茶碗にチェンジします。

ふつうのお茶碗1杯のごはんは250kcalくらいなので、少し減らすだけで効果がありますよ。

同じくお酒の量を減らして欲しい人にも、

毎日ビール2缶飲んでいる人は1缶に。

日本酒1合を飲んでいる人は1/2合に。

という具合に目標を決めて守ってもらいます。

具体的な数値を決めないといつまでも好きな量だけ食べ続けてしまいます。

1人で目標を決めて始めても挫折しやすいですが、家族にチェックしてもらうことで途中でやめてしまうのを防げますよ。

レベル3 野菜の摂取量を増やす

【有効な人】

・好きなものしか食べない人

・外食の多い人

・食事のバランスが悪い人

現代社会で野菜をとるのって難しいですよね。

忙しい人ならなおさらです。

比較的食べやすいごはんやパンに比べ、

野菜は加工食品が少なく調理の必要があるものが多いので

意識してとらないと「今日は全然野菜とれてない‥」ということになりがちです。

コンビニのサラダや炒め物でもいいですし、

最近はコンビニにも冷凍の野菜が置いています。

野菜をまったく食べていない人は1日1皿から野菜料理を食べることを目標にしてください。

以上、家族への食生活改善のための提案方法のご紹介でした。

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