ベンチャー(スタートアップ)企業と大企業の違い。在宅ワーク主婦的な考察

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こんにちは、在宅ワーク主婦のgyaoです。

みなさま、ベンチャー企業についてどんなイメージをお持ちですか?

「できたばかりで不安定そう」

「給料が高そうor低そう」

「社員が若くて自由な社風のイメージ」

などの印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか?

今まで大手や中堅の、手堅い会社でしか働いたことのない人にとっては「ベンチャー企業で働く」ことはかなり勇気のいるチャレンジです。

私は大きな会社でも小さな会社でも、ベンチャー企業でも仕事をしたことがあります。

やはりそれぞれの特徴がまったく違ったので、本日は「ベンチャー企業と大企業の違い」を在宅ワーク主婦が考察してみたいと思います。

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大企業の特徴

大企業のイメージといったらいろいろあると思いますが、

  • 東証一部上場企業
  • 非上場でも売上規模が多い
  • 社員が多い(数千人規模)
  • 国内だけでなく海外にも展開している
  • 関連企業やグループ会社が多い
  • 都心の一等地に自社ビルがある

などが一般的な大企業のイメージでしょうか?

大企業で働いた後にベンチャー企業で働くと分かるのが、

大企業は仕組みがガッチリ決まっている

ということ。

仕組みが決まっていることで良い点は、仕組みを考える時間が不要なこと。

沢山の社員がいる大企業だからこそ、自分と同じ業務をしたことがある人が今までに沢山いてプロセスが作られてきたという状態です。

例えば経費の精算方法。

大企業は外部のシステムを使っていることが多いです。この欄に税抜き、この欄に税込金額を入れてどこに提出するかフローも全部決まっています。

ところが、仕組みがガッチリ決まっていることには悪い点もあります。

企業内の各課所が処理しやすいように、手続きが煩雑なところです。

また、もうひとつ大企業の特徴としては社内に業務サポート部門が存在していること。

具体的には総務部や広報部、人事部などのビジネスサポート的な部門が社内に存在します。

小規模な会社だと、印刷会社や広告会社に外注したり、管理システムを使用したりしています。

さらに一部の企業は健康保険組合も自社のものがあります。

また、大企業の最大の特徴のひとつに「看板で商売ができる」というところがあります。

◯◯社の製品、と聞いて人々に安心感を与えられるような知られた会社であれば、新規顧客獲得には有利に働きます。

こうしたビジネスの安定性の反面、営業としては自分の力で物を売る能力はあまり育たないかもしれません。

ベンチャー企業の特徴

ベンチャー企業って一体何なのでしょうか。

実ははっきりとした定義はないようです。

日本では新しい技術やビジネスモデルを展開し成長する企業のことをベンチャー企業と呼んでいます。そのため「成長志向」と「新規性」を持った企業が、ベンチャー企業だと言えるでしょう

ベンチャー企業に就職するメリット・デメリットは?-リクナビ就活準備ガイドより引用

ベンチャー企業=新しくて、成長著しい企業というイメージはみなさんお持ちなのではないでしょうか。

また、よく聞くスタートアップ企業という言葉ですが、私はベンチャー企業と同じ意味で捉えていました。

厳密に言うと違うようですが、その定義を理解している人は多くないのではと思います。

大きな違いはその企業が設定している「ゴール」。ベンチャー企業は中長期的に課題に取り組み、世の中の課題を解決しようとしますが、スタートアップは主に短期間でのEXIT(エグジット)を目的にしています。

今さら聞けないスタートアップとベンチャーの違い-crewwより引用

スタートアップは、ビジネスモデルを作って売却するまでを意識しているということなんですね。

さて、ベンチャー企業にはどのような特徴があるのでしょうか。

私が考える特徴は、「仕組み作りが仕事」ということです。

お客さんがいないので、営業の仕組み作りをしなければならない。

お金の処理をするために、請求書や契約書を作成しなければならない。

人手が足りなくなれば、人を採用しなければいけない。

何もかもが手探りで、本来の事業から派生するさまざまな雑務(経理、総務など)の処理方法を同時に考えなければいけません。

それがベンチャー企業の楽しくもあり大変なところだと思います。

経営者からすると、本来の事業に集中するため雑務はどんどん外注していくことになると思います。

雇われる側からすると、営業や事務の雇用のチャンスが生まれることになります。

また、ベンチャー企業には看板がありません

毎回「はじめまして、私どもはこんな事業をしている会社でして‥

みたいな感じで自分たちが何者か紹介する必要があります。

よく言えば、本当に製品や営業の力だけでものが売れる充実感がある。

悪く言えば、門前払いをくらったり安定性に乏しいところでしょうか。

主婦がベンチャー企業で働くメリット・デメリット

それでは、主婦にとってベンチャー企業で働くメリットは何なのでしょうか?

時間の自由がききやすい

もちろん会社にもよりますが、ベンチャー企業は柔軟な働き方の会社が多いです。

そのため、子どもが急に熱を出して…とか家事の時間が確保したい…と考える主婦にとって働きやすい場合が多いのです。

一見、大企業のほうが人が多くて代わりがいるので休みやすいと思いがちですが、

少人数で全員と密にコミュニケーションをとりやすいベンチャー企業だからこそ、個々の事情にあわせた働き方がしやすいと感じました。

在宅ワーク・テレワークを取り入れている会社が多い

必ずしもオフィスにいる必要はなく、

メールなどが使えれば家やカフェでの在宅勤務を可能としている会社も多いです。

一部出社の必要があるものの、自分ですすめられる部分は在宅可能などとしている会社も多いです。

特に子どもがいる家庭の場合、預け先がないと働きにでるのは難しいかな‥とあきらめている主婦も多いはず。

在宅ワークならば子どもの面倒を見ながら働くことが可能です。

今後の仕事に役立つ経験ができる

ベンチャー企業では、業務の区分けはあってないようなものです。

大企業では採用の効率を上げるために「営業」とか「経理」とか仕事内容ごとに募集をかけることがほとんどです。

対してベンチャー企業では、たとえば事務という採用であっても経理や人事など幅広い業務を担当する場合が多いです。

日々新しいことをやっている感じなので、毎回やり方を調べたり聞いたりしなければいけないのですが

その度に新しい知識が入ってきて新鮮です。

ベンチャー企業で少しでも業務をかじっていれば、次の会社にてその経験が生きることも。

仕事人としての成長に繋がります。

万が一倒産してもリスクが少ない

自分が一家の大黒柱で、家族を養っている‥という状態でベンチャー企業に転職するのは確かに勇気がいります。

その事業が今後うまくいくかが分からないからです。

反面、大手企業ならいきなり倒産の危険性は少なく、部署の人員が削減されたりしても他の部署に異動したりと社内で調整してもらえるチャンスもあります。

そんな見通しが不透明な部分もあるベンチャー企業ですが、主婦の場合はどうでしょうか。

主な収入源が夫である場合や、2馬力で収入を得ている場合はもし妻の収入源がある日突然断たれても、いきなり生活できなくなることはありません。

しばらくは家計が苦しいかもしれませんが、次の仕事を探している間は夫の収入をあてにすることができます。

実は主婦はとてもチャレンジしやすい環境にあるのです。

ベンチャー企業は怖くない

かくいう私も、以前はベンチャー企業で働くことに抵抗がありました。

系統だったルールがある方がなんとなく安心、と思ったのです。

でも実際に働いてみると、ベンチャー企業は主婦にとってとても働きやすい会社です。

もしあなたが「なんとなく」という理由でベンチャー企業への応募を避けていたとしたら、

そのメリットにも一度目を向けていただきたいです!

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